well-being meaning 

身体的なトレーニングと同じで、トレーニングによって心を鍛える事も可能です。心理カウンセラーがメンタルトレーニングの具体的な【方法】や【考え方】を様々な形で紹介しています。

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職場の問題児との付き合い方

 

どの店舗でも総スカンを食らっている問題児のT君。

これまで何度か一緒に仕事をしたことがあるが、彼が時間通りに来た記憶が無い

また、店が混雑している状況でもあくまでマイペースで、悪く言うとチンタラ作業している。

また、忙しくて皆休憩を取れない状況でも、お構いなしに自分だけ休憩を取りたいと主張する。

そんな彼を客観的に評価すると、遅刻常習犯で作業も遅く、利己的で協調性がないといったところか。

普通に考えると、一緒に仕事したいタイプとはとても言えない。

 

他のクルー同様に、彼と一緒には仕事できないと、マネージャーにクレームを入れてシフトを変更してもらう事は簡単だが、それでは面白くないし、自身の成長にもつながらない。

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ピンチをチャンスに」はいつも発想の転換を心がけている自分のモットーでもある。

 

なので、T君の評価をポジティブに転換してみる。

 

①遅刻常習犯

  →居てくれるだけでありがたい(存在承認。最低レベルの承認)

②作業が遅い

  →不器用だが、本人なりに頑張っている。

   (実際に本人が頑張ろうとしているかどうかは関係ない。あくまで勝手な決めつけによる思い込み)

③利己的で協調性が無い

  →子供のピュアな感性を維持している。自分の気持ちに正直。

 

こんな感じか。

③など、少し笑ってしまうくらいこじ付けだが、それでも構わない。

 

こうして予め自分の中で整理しておけば、現場でイライラすることも減るので、自分自身のメンタルを一番よい状態に維持できる。

 

何より、イライラしたところで何も状況は改善しないし、むしろ悪化する可能性の方が高い

 

ただし、実際問題として仕事量は増えるので、そのプレッシャーを前向きにとらえ、作業に集中する為にも、なるべく無駄なマイナスの感情は排除しておいた方が良い。

 

そして問題児とうまく接することが出来れば、自分自身の成長につながり、周囲の評価も上げることが出来る。