well-being meaning 

身体的なトレーニングと同じで、トレーニングによって心を鍛える事も可能です。心理カウンセラーがメンタルトレーニングの具体的な【方法】や【考え方】を様々な形で紹介しています。

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自分で自分を褒める生き方

こんにちは。

人様のブログばかり見ていて自分のブログ更新をすっかりサボっている管理人の心理カウンセラー坂本仰次(こうじ)です。

 

唐突ですが、皆さん最近誰かに褒められたことありますか?

自分はありません。年単位でありません。年齢的におっさんというのもありますが。

子供の頃は、親や先生に褒められる機会が多くあります。叱られることも多いですが。

特に幼児期は何をやっても余程厳しい親でない限り、肯定的に受け止められることが多いですよね。

だけど成長するにつれ、他人から褒められる機会は減ってきます。

 

「高校生なんだから、これくらいできて当たり前」

「社会人なんだから、もっと自覚を持って行動すべき」

 

周囲からの評価の基準も上がるので仕方ない事ではあります。

だから自分で自分を褒めてあげる事が重要になってきます。 

内容よりも回数が大事。小さい事をコツコツ褒める癖をつける。

思い込みでもいいけど口に出す必要はない。

自分を褒める行為はあくまで自己完結で。

 

「新人の○○君が成長著しいのは、自分の教え方が良かったからに違いない」

「お客さんが追加の注文を出してくれたのは、自分の接客態度が良かったからかな?」

 

こう書くと、「ただの自惚れ自己満足野郎」と言われそうだけど、他人に吹聴する必要はないので、あくまで心の中で自分を褒めるだけに留めれば問題なし。

 

だけど、自分を褒める行為には絶対にやってはいけないルールがある。

それは、他人を貶めることで自分の相対的な価値や立場を高めようとすること

 

「無能な上司でも、自分がいるからこの部署がなんとか売り上げを確保できてる」

「使えない新人でも、自分がフォローしてるから何とかやっていけている」

 

一見自分を褒めるという行為には変わりない様にも見えますが、

他人批判は実は自己否定につながるという事実脳科学でも証明されています。

以前の記事でも書きましたが、その理由は、脳は主語を認識しないと分かってきた為です。

つまり、他人を批判する為に発した言葉が、実は全て自分に跳ね返ってくるという事です。

 

「あいつは使えない人間」と口にしてしまうと脳は「自分は使えない人間」と受け止める。

 

他人を批判することで短期的には満足感が得られても、すぐに満たされない気持ちに支配され、また他人を貶める言動を繰り返すという負のループに陥る事になります。

そりゃそうですよね。他人を批判しているつもりが、自分自身を貶めている行為にすり替わっているんだから。いつまで経っても満足できるわけがない。

 

他人の悪口か、自分の自慢話ばかりしている人が、自身の生き方に満足している様に見えますか?

自分には到底そうは思えません

そしてそういう人間はほどなく自惚れ屋や、ナルシストという不名誉なレッテルを貼られることになります。

自分を褒め、他人も褒めることが出来る人は自惚れ屋などというレッテルが張られることはありません。

まあ、あまり露骨にやりすぎると「八方美人」くらいは言われるかもしれませんが(;^_^A

 

自分を褒める事で自己肯定感が高まれば、自然と自分のことを好きになれます。

そして自分が好きになれば、もっと自信を持てるようになり、他人も素直に褒められるようになります。

そして、誰からも好かれる人になれる。

 

マンガや小説、アニメなんかでは、一昔前なら弱い主人公が成長していくパターンが王道でしたが、近年では生まれ変わったらいきなり最強になってた、「俺最強」ジャンルが人気です。小説の中だけでなく、現実で目指すことも不可能ではないかも。

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