こんにちは。心理カウンセラーの坂本仰次(こうじ)です。
仕事や生活において、誰かに期待を裏切られてがっかりさせられた経験、誰しもあると思います。
自分も他力本願な人間なので、いつもがっかりしっぱなしです。毎日がっかり生活です。
「いや、お前が頑張れよ!」
ではこのがっかり生活を改善するにはどうすれば良いでしょうか?
答えは簡単で、ずばり他人に期待しない事です。
「期待はあらゆる苦悩の元」と、シェークスピア先生もおっしゃっています。
シェークスピア先生自身も他人に期待しすぎて苦悩した片鱗が額のあたりに見受けられます。
「また髪の話しちょる・・・」
話を元に戻すと、他人に期待しないと言ってしまうと、人間不信の様に感じられるかもしれませんが、過度な期待はしないと言い換えた方が良いでしょうか。
過度な期待はもはや依存している状態なので、「人は人、自分は自分」である程度線引きしておかないと、人間関係がスムーズに構築できません。
他人への依存が行き過ぎて「共依存」と言われれるような状態になると、DVの原因になったりと深刻な問題に発展しかねません。
アドラー心理学では「課題の分離」として、自分の課題と他者の課題を切り分けて考え、例えそれが親子関係であっても必要以上に他者の問題に介入しないことを推奨しています。
これを間違って解釈してしまうと、周りから冷めた人と見られそうですが実はその逆で、他人に対して初めから期待値を低めに見積もっておけば、「自分で何とかしないと」という主体性も生まれますし、周りが自分の期待を超えてくれる機会が多くなるので、他人に感謝したり、褒めたりする機会も多くなります。
つまり、責任感があり、周りにも優しい人物になれるという事です。
注意点としては、あまり恩着せがましくならないことです。
自分の場合はさらに、相手によって期待値を調整するようにしています。
いつも自分の期待を超えてくるような人物であれば、特に何も意識する必要はないですが、
仕事ができないタイプの人に対しては、「このくらい出来て当たり前の基準」を下げていきます。
〇相手が入社10年目の社員の場合…
(#^ω^)ベテランなのにこんな初歩的なミス!→新入社員と思えばイライラしない。
〇相手が新人社員の場合…
(#^ω^)大卒なのにこんな簡単なこともできない!→高校生のアルバイトと思えばこんなもんかな?と思える。
ちなみに以前記事で書いた問題児T君(大学生)は自分の中では幼稚園児に設定されてます。
「じゃあ、よくできまちたーって褒めれば良いの?」
「あくまで自分の中での話じゃけ、口にする事じゃないと思うけどのぅ・・・」
仏教の教えでは、相手を赤子と思えと説いているようです。更にレベルが高いですw
興味ある方は下の動画をご覧ください↓
♬おまけコーナー♬
前回の正解は、女優の「浜辺美波」さんでした!
主演映画の「君の膵臓が食べたい」はタイトルが何やら不穏ですが、意味は映画の冒頭ですぐに説明され、「そういう事か!」と納得できる構成になってます。
浜辺美波演じる主人公の「さくら」がひたすら可愛いのと、ラストかなり号泣できるのでオススメです。
今回唯一の回答者にして正解者のソラマメさん(id:tekuteku_michikusa) おめでとうございます!
ソラマメさんにはイラストでも描いてプレゼントしますので、何かリクエストがあればコメントで教えて下さい。
「何か綱渡りっぷりが凄い企画だな・・・。」
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