こんにちは。心理カウンセラーの坂本(こうじ)です。
今の自分は、以前のゲーム開発の仕事を辞めてしまってからは、給料も半分程度に減り経済的には決して余裕のある状態ではありません。
「いきなりシビアな話してるが大丈夫か?」
ですが、幸福度で測ると、現在の方が幸せです。
以前は好きなことで飯を食って、給料も倍貰っていたのに・・・です。
昔の自分は好きなことを仕事にして生活できれば、幸せになれると思い込んでいたのかもしれません。
もちろん、趣味を仕事にして幸福な人生を送っておられる方も沢山いらっしゃると思います。
でもそれが幸福の絶対条件ではなかった、という事ですね。
ちなみに年収と幸福度の関係だけ見ると、正の相関になります。難しい表現を使うと幸福度は収入の上昇に伴って限界効用が逓減し、800万で頭打ちになるそうです。
つまりお金で得られる幸福度は年収800万が限界ということです。それ以上はあまり変わりません。
また、毎月の支払に苦慮するような状態だと幸福度が下がるので、借金まみれみたいな生活だと幸福になるのは難しいと思います。
もちろん、収入だけが幸福度を上げる要素ではないのですが、大切なのは毎月の支払いに悩まされるようなレベルだとお金の問題に常に心が囚われてしまう為、幸福度が上げられないので、最低限の収入は得ておく必要があるという事です。
逆に言うとそこさえクリアしておけば、あとは考え方ひとつで幸福度は上げられるという事ですね。
私の尊敬する人物の一人であるヘレンケラー先生の言葉に、「障害は不便だけれど不幸ではない」というものがあります。
ヘレンケラーといえば、知らない人はおそらくいないと思いますが、簡単に紹介しておくと、生まれつき「見えない・聞こえない・喋れない」の障害を負いながら、ハーバードを卒業し、政治家となって福祉活動の為に世界中を歴訪した人物です。
人は多かれ少なかれ人生において何かしらの障害を抱えています。
お金がないのも一つの障害であると捉えるなら、
「お金が無いのは不便だけれど不幸ではない」と表現できます。
お金が無さすぎるのは不幸ですが、多少贅沢できない程度なら不幸ではないと言えます。
ましてやヘレンの負っていた障害を越えるものは中々ありません。
それでもヘレンは「不幸ではない」と言い切っています。
TVでセレブ特集なんかを見ているとき、
私の人生恵まれてない・・・
私って不幸かも・・・
・・・と、つい考えてしまうあなた。
あなたの人生、本当に不幸ですか?
「この記事、ガラスの仮面が描きたかっただけじゃね?」
♬おまけ♬
本記事とは無関係ですが、今回記事作成にあたって調べもので検索していた際に「お金 ない」の検索予測が面白かったので掲載しておきます。
以下、「お金 ない」の検索予測結果です。
「お金 ない やばい」とか、「お金 ない どうする」とか、
追い詰められて思考停止してる感が凄いな・・
「お金 ない なぜ」とか聞かれてもグーグル先生も返答に困るよな・・
「けど旅行したい」 とか 「パチンコ行きたい」 とか言ってる奴には、
流石のポーカーフェイスグーグル先生も「いや、お前働けよ!」ってキレていんじゃね?
「今回ブラン君どこ行った?」
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