well-being meaning 

身体的なトレーニングと同じで、トレーニングによって心を鍛える事も可能です。心理カウンセラーがメンタルトレーニングの具体的な【方法】や【考え方】を様々な形で紹介しています。

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他人を「引き算」ではなく、「足し算」で評価してみませんか?

他人を「引き算」で評価してませんか?

誰かを評価するとき、自分の中に100%の理想像があって、例えば理想の親、先生、上司などと比較していることありませんか?

「誰々の親はもっと優しいのに」

「漫画に出てくる○○先生ならきっとこうしてくれるのに」

親も先生も上司も、それぞれの立場である前に一人の人間です。

間違った判断をすることもあれば、弱い面も当然あります。

実在する人物と比較されるならまだしも、漫画やドラマに登場する架空の人物と比較されてはたまったもんじゃありません。

でも意外と無意識にこれをやってることありませんか?

 

そこを基準として「的確なアドバイスをくれない」「時間を割いてくれない」「理解してくれない」と引き算ばかりの評価をしていくとやがて他人を信用できなくなり、人間不信に陥りかねません。

 

そうではなく、まず「その人が存在していること」に価値基準を置いて(この世に存在する価値が無い人間などいないので)、そこから足し算していく形で評価するように心がけませんか?

そうする事で、「してくれなかった事」よりも、「してくれた事」に意識が向く様になります。

 

幼少期であれば、親に捨てられた子供でもない限り、必ず親の世話になっています。

洗濯してくれたり、食事を用意してくれたり、住む家を提供してくれたりと、「親だから当たり前」と思って何も感じていないだけで、してもらった事は沢山あるはず。

 

 

カラーバス効果とは?

心理学でいうところの認知バイアスの一種で、「カラーバス効果」というものがあります。

本来の意味としては、color(色) bath(浴びる)の通り、意識した色が優先的に目に留まりやすくなる現象を指します。

 

でも、この効果は色だけに留りません。

ペットを飼い始めたら、近所に犬猫病院があることに初めて気がついたり、ガーデニングを始めたいなと考えていたら、街中にある鉢植えなんかが目につく様になったりすることもこの効果によるもの。

 

更には、他人の態度や行動にもこの効果を応用する事ができます。

つまり、誰かに対して、「してくれない事」を意識するのではなく、「してくれた事」を意識する事で、これまで気が付かなかった他人の細かい配慮や心使いにも気が付ける様になるという事です。

 

これだけでも、”人生の幸福度”ちょっと上がると思いませんか?

 

最期まで読んでいただきありがとうございました!
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