ポッキー「何本分話そうかな」B'z マジェスティック【フル】(7分)
CM内容 (公式HPより抜粋)
赤井家は、母・りえ、父・孝ニ、
娘・沙良の3人家族。
この度、世田谷から、とある海が見える街へと
引っ越してきました。
りえは元、美術教師。
孝ニは中学校の生物の先生。
沙良は反抗期まっただ中の中学3年生。
ケンカをしながらも仲良く暮らしてきたのですが
この引っ越しを機に、沙良の様子が何やらおかしい。
家にも学校にも自分の居場所をなくした沙良。
葛藤しながら成長する娘を見守る、りえ、孝ニ。
以前記事で紹介した映画「湯を沸かすほどの熱い愛」で、宮沢りえのスキンシップの演技ですっかり泣かされた訳ですが、今回もやっぱりやられました。
映画同様に、今回のCMも母と娘の絆がテーマとして描かれており、キモとなるシーンで母子の触れ合いが描かれるわけですが、テーマソングのBzマジェスティックも見事にハマっていて、7分というCMとしては長めですが、ショートフィルムとしては短い尺の中で、簡潔にストーリーが描かれていて、母親役の宮沢りえと娘役の南沙良が絆を取り戻すシーンではウルっときてしまいました。
「母親とのスキンシップ」というテーマで自分の過去を振り返った時、蘇る記憶がある。
一人暮らしを始めてから久しぶりに実家に帰った時、鏡の前でドライヤーを手に持っていたら珍しく母が「乾かしてあげる」といって自分からドライヤーを取り上げ、替わりに髪を乾かしてくれた。
それまで母にそうしてもらった経験がなかったせいか、はっきり記憶に残っている。
次に実家に帰った時、母は既に棺の中でもう何も言葉を発する事は無かった。
思えば、あの時何か自分に話をしたいことがあったんじゃないか。今となっては知る術もないし、過去が変えられる訳でもない。
東洋医学では、人間の手指から発せられる気の流れを利用して病を治すという医療行為があります。
治療行為を「手当て」と表現するのも、俗説ではこういった考え方が元になっているとされています。
「手かざし」でどんな病気も治せるといった胡散臭いものもありますが、スキンシップで脳内物質オキシトシンが分泌されるのは事実なので、少なくとも心の傷の治療には効果がありそうです。
期間限定で無料公開中(3月末まで)なので、「湯を沸かすほどの熱い愛」まだ観たことが無い人はこの機会に是非!