止まらない京アニ放火事件に関連した政治家の失言
京都市長に続いて、国民民主党の平野博文幹事長の放火事件を揶揄するかのような発言が注目されています。
通常の感覚であれば、犠牲者の遺族の方の気持ちを顧みれば、このタイミングで事件を”ネタ”にして聴衆から笑いを取ろうなどとする行為は、到底理解できるものではありません。
ですが、残念ながらまた政治家の心無い発言が繰り返されてしまいました。
ではなぜ彼らは失言と知りつつもその愚かな行為を止められないのでしょうか?
実は政治家、経営者に多いとされる「サイコパス」
サイコパスと言えば、映画やアニメの世界では凶悪犯のイメージが強いですが、現実世界では経営者や政治家にも多いという事実をご存知ですか?
サイコパスの特徴としては、共感性が乏しく、他人の痛みが理解できない為、犯罪者としては凶悪な犯行を躊躇いなく実行できる特性となりますが、その特性を経営者や政治家に当てはめてみると、自身の利益の為には冷酷な判断もいとわない、実行力のある人物の持つスキルにもなりうるという事ですね。
あのジョブスも実はサイコパス!?
有名どころでは、アップル創業者のジョブスもサイコパス気質が高かったと言われています。
表向きではカリスマ性の高い経営者のイメージが強いジョブスですが、普段の行動は奇行が多かった為、近しい関係者の評判はあまり芳しいものでは無く、盟友であるウォズニアックとも不仲であった事は知られています。
バカとハサミは使いようとは言いますが・・・。
経営者や政治家にとって、非情な決断を迫られる場面は多かれ少なかれ存在すると思います。
そんな時感情に流されず、冷静な判断を下せる能力は、決してマイナスではなく、むしろ必須のスキルと言えるかもしれません。
ですが、今回の様な失言は、発言者自身にとっても、有権者にとっても、所属する政党にとっても、正に百害あって一利なしです。
しかし、残念なことにそれはまごうことなく、彼らの本心から発せられた言葉だという事実を我々有権者は心に刻んでおく必要がありそうです。
使いようによっては有効ともいえる、諸刃の剣であるサイコパス気質ですが、今回の様に無暗に振り回されては、凶悪犯罪者のそれと何ら変わらないのではないでしょうか?