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身体的なトレーニングと同じで、トレーニングによって心を鍛える事も可能です。心理カウンセラーがメンタルトレーニングの具体的な【方法】や【考え方】を様々な形で紹介しています。

【京アニ放火殺人事件】青葉容疑者を凶行に走らせた真の理由とは?

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京アニの事件から約一か月
容疑者である青葉真司が犯行動機について何を語るのか注目されているが、いまだ重度の火傷で入院中の為、警察の取り調べは進んでおらず、早期の回復が待たれる。


動機は「小説を盗作された」というただの被害妄想?
小説を盗作されたというだけで35名もの人命を奪う行為は全く理解の範疇を超えているが、理解できないからといって頭のおかしい人物として片づけてしまっては、真実は見えてこない。
青葉が犯行時、「パクりやがって!」と叫んでいたことは報道の通りだが、犯行動機は果たしてただの被害妄想なのか?
青葉容疑者をこれほどの凶行に駆りたてた動機はいったいどこにあるのか?

 

 

被害者数の規模から比較されるのは「津山30人殺し」

津山事件とは映画「八つ墓村」の元になったことでも有名な単独犯による大量殺人事件だが、被害者数では今回の事件はそれを上回っている。
津山事件の犯人は犯行後に自殺している為、その真意は解明されていない。

「ジョンレノン事件」との意外な共通点
今回の事件とは規模も状況も全く異なるが、自分が今回の事件を受けて頭に浮かんだのがジョンレノン殺害事件だった。なぜそう感じたのか、その理由を考えてみると、犯行対象が著名であり、犯人はそのファンの一人だったという点だろうか?
レノン事件の犯人であるチャップマンは元々ビートルズのファンだった。そして青葉容疑者も犯行前にアニメの聖地巡礼を行う、自宅からアニメのDVDが押収されるなど、京アニのファンだった事実が伺える。
しかしこれだけなら、「愛情が憎しみに変わる」という、ありふれた動機の一つにすぎない。

 

キーワードは「無垢」と「欺瞞」
レノンは「世界平和」、京アニは「青春」というテーマを扱う事で、無垢なものを表現しているという点で共通していると言える。

チャップマンが影響を受けたとされる小説「ライ麦畑でつかまえて」は、欺瞞に反抗する純粋な少年の青春小説というフレーズで表現される通り、無垢な存在が抱く欺瞞が描かれているが、レノン事件では歌詞で表現している無垢な世界観と派手な私生活とのギャップにチャップマンが欺瞞を感じ、それが犯行の要因となった。

青葉容疑者も、これまで作品を通じて「無垢」な世界観を表現してきた京アニが、「自分の作品を盗んだ」という行為(青葉の妄想)に対して「欺瞞」を感じて今回の凶行に及んでいたとしたら、この二つの事件の意外な共通点といえるのではないだろうか。