well-being meaning 

身体的なトレーニングと同じで、トレーニングによって心を鍛える事も可能です。心理カウンセラーがメンタルトレーニングの具体的な【方法】や【考え方】を様々な形で紹介しています。

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【常磐道あおり】「鴻毛より軽い」ガラケー女の供述内容とは?

殴打「止めればよかった」

常磐道あおり運転暴行事件で、同乗の女(ガラケー女)の供述内容が話題になっている。
「割って入ってでも止めればよかった」
「突然の事でびっくりして止めに入れなかった」
など取り調べに対して反省の弁を口にしているようだが、言い訳をすればするほどドラレコに残された彼女の態度との差が開くだけで、少しでも心証を良くしたいという彼女の思惑とは逆の効果を生んでいるとしか思えない。

どんな態度を取るかは、人間に残された最後の権利であり自由
心理学者でありホロコーストの生き残りでもあるフランクルは、生殺与奪権を奪われた状況下にあってもどんな態度を取るかの自由までは奪えない事に気が付いた。
奴隷出身の哲学者エピクテトスは、例え主に死を命じられたとしても、それを「笑いながら機嫌よく受け止める事は誰にも止められない」と言う言葉を残している。
ここで偉人の言葉を引用するのは酷かもしれないが、彼女のあまりにも軽すぎる言葉を聞くと、人間の価値を決めるのは態度なんだなとつくづく思い知らされる。

むしろ、正々堂々と「自分の判断は間違っていなかった」と主張した方が、開き直りだと取られても、潔いのではと考えてしまうのは自分だけだろうか?

過激な映像で過剰捜査の懸念もある今回の事件
バイオレンス映画のワンシーン並みの迫力ある映像で感情を刺激されたことで、社会への影響力が大きくなりすぎた為、冷静に考えると「ただの傷害事件」に過ぎない今回の事件で、指名手配にまで発展した経緯は、警察側、視聴者側ともに反省の余地もあると個人的には思う。
映像が表沙汰になっていないだけで、似たようなトラブルは日常茶飯事に起きているだろうと予想できる。
事実今回の事件以降、煽り運転関連のニュースが増えていると感じる。

激しい感情は、人を行動に駆り立てる反面、判断を狂わせる危うさも併せ持つ。
大切なのは、その危うさを常に忘れない事だと思う。