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【近代哲学】が警鐘を鳴らす!こじれた日韓関係の【最悪の結末】とは!?

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悪化の一途をたどる両国関係

徴用工問題に端を発した今回の日韓関係の悪化だが、未だ収束の目途は立たず、次の展開として一部では日韓断交論にまで言が及んでいる。
しかし、二国間関係は日韓断交が最終段階なのだろうか?

 

現役国会議員による戦争容認発言

丸山穂高議員は、北方領土問題に続いて、竹島問題においても「戦争」という単語を口にしている。前者は失言扱いされたが、後者は明らかに意図的な発言と思われる。
この発言によって彼は党からの除名処分こそ受けたが、ひとまず国会議員の身分を失うまでには至っていない。これは我々国民が彼の発言を容認している事の証明でもある。
そうでなければ、もっと激しい非難を浴びて自ら辞職に追い込まれる事態に発展していたはずだからだ。

  

ある漫画家の発言

漫画家の小林よしのり氏は著作「戦争論」の中で、「戦争とはあくまで外交手段の一つに過ぎない」と述べている。

この視点は重要で、戦争を「あってはならない事」として、意識から遠ざけるのでは無く、あくまで交渉の延長上に存在する一つの手段に過ぎないと認識しておく必要があると教えてくれる。

個人レベルの交渉では、口論の末に殴り合いに発展する。

国家レベルでも同様で、対話による交渉が決裂すれば、次に国家同士の殴り合いが始まるのは自然な流れと言える。特に領土問題に関してはこの傾向が強い。これは歴史が証明している事実でもある。

 

日本国憲法前文七面鳥問題
七面鳥は毎日せっせとエサを与えてくれる肉屋の主人を信頼し、その良好な関係が永遠に続くと予想する。
しかしその関係が、ある日突然破綻する事実を我々は知っている。

これまで起きなかった理由が、今後も起きない事の証明にはならない。
この事実を理解していないと、リーマンショックに代表される世界的な金融危機や、東日本大震災における福島原発の事故で壊滅的なダメージを受けるハメになる。
リーマンブラザーズが破綻した際、経済評論家(個人名は忘れたが)が地上波のニュース番組で「対岸の火事で日本への影響は軽微だ」と解説していたことを思い出す。

七面鳥に過去を知るすべはないが、人間には歴史から学ぶ手段があるにも関わらす、である。
その意味では、人間の方が七面鳥よりも愚かなのかもしれない。
北朝鮮が日本列島上空を通過して太平洋に長距離ミサイルを着水させた際に、朝日新聞は紙面に「一発だけなら誤射かもしれない」と掲載した。
私たち日本人は、最早目の前で包丁を研ぎ始めた肉屋の主人を見ても何も感じないほど、「平和認知症」が進行してしまったのかも知れない。

平和を愛する諸国民を信頼するのは自由だが、肉屋を信頼した七面鳥の末路は破滅でしかない。

七面鳥に過去を知るすべがもしあったなら、肉屋の主人と戦うか逃げるか?(Fight or Flight)の選択肢もあったかもしれない。

 

感謝祭は近い?

案外、感謝祭(Thanks giving day)は近いのかもしれない。

 

※以下、参考文献