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読書習慣が「無理なく身につく」【目からうろこ】の方法論

なぜ「読書の習慣化」が難しいのか?

 

「読書習慣 身に着け方」で検索すると、いくつかのまとめサイトが見つかりますが、正直内容はどれも似たり寄ったりで、一般的な習慣化のコツや読書のメリットなどが主なコンテンツ内容になっています。

 

確かに習慣化のテクニックやメリットを知る事でモチベーションは上がると思いますが、それでは一時的な効果しか期待できず、大半の人が習慣化する前に諦めてしまっているのが実情だと思います。

 

最近のアンケートでは社会人で読書習慣の無い人が約半数を占めているという結果が出ています。読書習慣のある人でも月一冊程度、月四冊以上だと2割以下と、この事実だけでも、読書の習慣化がいかに難しいか理解できると思います。

 

「なぜ、習慣化が難しいのか?」

「継続する為の方法はあるのか?」

 

答えは、読書を「手段」と考えるのではなく、「目的」とする事です。

 

「えっ?読書が目的ってどういう意味?」

 

多くの人は勉強の為、知識を身に着ける為、出世の為、成功の為と、自分の目標を達成する為に読書を習慣化したいと考えているはずです。

その為にメリットやテクニックを学ぶ事に全く意味が無いとは思いませんが、それだけで続ける事は難しく、そこに強い意志や達成意欲が求められます。

これが難しい。

 

では、どうすれば読書を目的にできるのか?

それは、読書を楽しむ方法を知る事です。

 

論語で有名な孔子の言葉に、「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず。」という一節があります。

これを口語訳すれば、「学びを知っている人は学びが好きな人には及ばず、学びが好きな人は学びを楽しむ人には及ばない」となります。

 

「好き」と「楽しい」はニュアンス的にあまり変わらない気もしますが、学び方を知っている人は、学びそのものを楽しんている人には敵わないという趣旨が重要です。

孔子もやはり、学びの技術だけではダメで、それを楽しむ意識が必要だと考えていたことが分かります。

 

具体的な読書を楽しむための方法論についてはまた別記事で書いていきます。