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狂っているのは自分か?世間か?Twitterでプチ炎上した記事についてまとめてみた

最近Twitterで見かけた記事のリプ欄を見て、否定的な意見一色だったことに違和感を感じてリプライしたところ、 ほぼ100%の否定的リプを頂いた。
その記事とツイート内容は以下↓

記事の内容と動画をた時は是々非々かな程度に感じたけど、リプ欄を見ると圧倒的に否定意見が多かったので、違和感を感じてリプライしてみた。
すると、自分のツイートへのリプもほぼ否定的な意見で埋まってしまった。


ツイートの趣旨は、「反対意見は分かるけど、もうちょっと言い方考えた方がいいんじゃない?」程度のものだと考えているけど、リプライでは感情的な反論も多く、思った以上に攻撃的に捉えられてしまったのかもしれないが、それは自分の意図したものじゃない。
「彼らの主張を全て受け入れろ!」だとか、「関心を持たないのは無自覚な差別主義者だ!」とか、これっぽっちも言ったつもりはないけど、リプライをみるとそんな感じで受け止めた人もいるらしい。


ちなみに動画で語られている彼らの主張についての自分の感想としては、そんな受け止め方をしてる人もいるのか・・。でも誤解の部分も多いよね・・。彼らの日本人への理解度の低さにも原因があるかも・・。そんな感じだ。
だから、いわゆる欧米型の人種差別は日本には存在しないという意見には同感だし、コロナ禍でのデモ行為を批判する気持ちも十分理解できる。
しかし、だからといって彼らの主張は一切聞かなくてよい、単なる我儘だから放っておけばいい、嫌なら国へ帰ればいいといった意見には賛同しかねる。

 


なぜなら、日本国内においては当たり前だが数の上で日本人が圧倒的なマジョリティで強者であり、彼らはマイノリティで弱者の立場である事は事実だからだ。
そしてその立場の弱い人達が、差別に該当するかは大いに議論の余地はあるが、少なくとも疎外感の様なものを感じているのは事実だからだ。
その主張に対して、「嘘をつくな」と言わんばかりの一方的に強く否定する様な意見ばかりなのが違和感を感じた原因だと思う。


差別やイジメなどのハラスメント問題は、弱い立場の人の意見をまず尊重すべきという大前提がある。
そうでなければ、セクハラ部長が「セクハラのつもりじゃなかった。ただのコミュニケーションだ」と言ってしまえば問題は存在しない事になってしまう。
しかし今回の記事への反応は、差別として認定されるかどうか以前に、彼らの主張そのものを否定したり、無かったものとして扱うべきという意見が多い様に感じる。
それは正論なんかじゃなく、臭い物には蓋をする、耳の痛い話は聞きたくない、という現実逃避でしかない。

 

繰り返すが、自分も日本国内において欧米型の差別主義は無いと考えている。
だからといって、彼らの意見に一切耳を貸さなくていいという事にはならない。
誤解があるなら、話し合いで解決すればいい。
それを端から我儘だの、出ていけだのと、対立を煽るようなコメントの意図が正直理解できない。
感覚が狂っているのは自分なのか、世間なのか。