well-being meaning 

身体的なトレーニングと同じで、トレーニングによって心を鍛える事も可能です。心理カウンセラーがメンタルトレーニングの具体的な【方法】や【考え方】を様々な形で紹介しています。

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苦手な人を克服する方法

苦手な人を克服する方法とは?

どんな職場でも、自分と合わない人、苦手なタイプの人って必ずいますよね。

嫌い・・とまではいかなくても、一緒に仕事をするとなると、苦手意識があってちょっと憂鬱になってしまうような相手が何人かいるのが普通だと思います。

苦手な理由を考えてみると、実は些細な事だったりしますが、頭で分かっていても生理的に受け付けないってこともあります。

 

「嫌い」じゃなく、「好きになれない」と言ってみる

そんな時は、相手の事を「苦手」や「嫌い」じゃなく、「好きになれない」と表現してみてください。

どちらの表現も相手を受け入れられていない事に変わりはないですが、心が受ける影響は大きく変わってきます。

「苦手」や「嫌い」はストレートな「否定語」なので、脳は言葉通りそのまま受け取ってしまいます。

しかし、「好きになれない」は、「好き」という「肯定語」を「なれない」で否定する形になっているので、頭の中では一旦「好き」というイメージを作ってから、これを否定するという順番で理解する事になります。

しかも、「なれない」は、「できればなりたい」というニュアンスを含んでいるので、否定しつつも、前向きなイメージが持てます。

 「好きになれない」=「できれば好きになりたい」という事ですね。

 

苦手意識を軽減する
言ってる内容は同じでも、表現を変えるだけで自分の無意識の領域に苦手な相手に対して肯定的なイメージを植え付ける事ができます。

すると、今まで見落としていた相手のポジティブな面や、自分との共通点などに気が付く可能性が高くなります。

少し言葉使いを意識するだけなので、これだけで人間関係が改善できる可能性があるなら、やらない手はないですよね?

 

そしてこの「肯定語+否定形」の形は、他でも応用できます。

 騒々しい→「穏やか」じゃない

 不味い→「美味」しくはない

 キツイ→「楽」ではない

 

同じ意味の言葉でも、「否定語」ばかり使う人と、「肯定語+否定形」を使う人では受ける印象は大きく変わってくると思いませんか?