ある人物に対して一度苦手意識を持ってしまうと、なかなか払しょくできるものではありません。
以前の記事にも書いた「確証バイアス」の効果もあって、苦手意識を補強する為に、相手のネガティブな情報を脳は集めてしまう為です。
ですが、この確証バイアスの働きを知っていれば、これを逆手に取ることも可能です。
確証バイアスはあくまで無意識化での脳の働きなので、有意識化でネガティブな情報を上書きしてしまえば良いのです。
まず相手のネガティブな評価を挙げていきます。
①後ろ向きな発言が多い
②短気で怒りっぽい
これを視点を変えてなるべくポジティブな評価に置き換えます。
①後ろ向きな発言が多い→慎重な性格
②短気で怒りっぽい→仕事を頑張りすぎてストレスが溜まってるのかな?
①については、うまくポジティブな評価に置き換えられていますが、②については相手に共感するに留まっています。
ですが、うまく置き換えられない時はこれでも構いません。
更に言うと、こちらで勝手にストーリーをでっち上げて、こじ付けで共感してもOKです。
ただしその場合は事実と異なる可能性が高いので、口に出してはいけませんがw
仕事上、どうしてもウマの合わない人と付き合わなければならない場面は誰にでもあると思います。
割り切って極力接触を避けるのも一つの方法論だと思いますが、出来れば誰とでも気持ちよく仕事したいですよね。